ナレーター・声優の皆様へ
ナレーターとして世界市場でも挑戦したい。
その想いでSOVASの運営するVoice Arts Awardsに挑戦したり、ナレーター・声優向けの会議That’s Voiceover Career Expoにこれまで参加された方、これから参加したい方が多くいらっしゃると思います。
そして参加したことにより、自分のブランディングの向上やお仕事、交流の輪、視野の拡大、学びに繋がった方も多いはず。2023年にはVoice Arts Awardsの日本語部門も新設され、ここにノミネート、受賞された方はその価値を十分に感じていらっしゃることと思います。
さて今回、James Earl Jones Prizeという賞が創設されるのですが、James Earl Jones氏はスター・ウォーズのダース・ベイダーの声やライオンキングのムファサの声を担当し、これまでアカデミー賞・エミー賞・グラミー賞・トニー賞を全て受賞した、アメリカで非常に有名な声優さんです。残念ながら2024年に亡くなられましたが、彼の功績を讃え、ナレーション・声優の分野で素晴らしい活躍をした人に送られる賞が創設されます。
現在この賞の創設への寄付者を募集しており、寄付をして頂いた方は創設寄付者として永久的に名前が残ることとなります。
非営利団体でありナレーター・声優の学びの場の提供や地位向上のために動いてきたSOVASが、あれだけの規模のイベントや授賞式を開催できた背景にはナレーター・声優業界を支えたいという個人や団体、企業からの支援があったに他なりません。
とはいえ今の時代にスポンサーを募るのはなかなか難しい側面もあり、この業界を共に支え、盛り上げたいと考えて下さる皆さんの力が必要です。
この賞をサポートしつつ、日本語部門を継続し日本人ナレーター・声優の世界的な地位向上を目指すためにも、そしてSOVASがこれまで通り賞やイベントの運営を行えるようにするためにも、ぜひご協力いただければ幸いです。
ほんのわずかでも、皆さんの力が集まれば大きな力となります。ぜひナレーター・声優による、ナレーター・声優のための世界的な動きにご協力いただければ嬉しいです。
SOVAS国際アンバサダー
藤村由紀子